私のアトピー履歴書
脱ステ・脱保湿1年目春 ~ 夏 2019年 (47歳 ~ )
脱ステ・脱保湿1年目秋 ~ 春 2019 ~ 2020年 (47歳 ~ 48歳 )
寝ている間、体をかくのを止められないから、皮膚科に行くようになったそうです。
家から一番近い皮膚科に通うようになりました。
この頃の皮膚科の治療といっても、今と変わりません。
ステロイドを塗り、ビタミン剤を飲む、です。
中学生になる頃には、一人で病院に行くようになっていました。
その頃には、たくさんの患者さんがいて、行列の末、
診察時間はとても短くて、1~2分だったと思います。
いつも「薬だけもらえないかな」と行列に並びながら考えてました。
アトピーが最高潮に 強まったのが、この時期です。
私が成長期に入ったからだと思います。
症状
皮膚の調子が悪くなると、全身の皮膚がかゆくなり、
かきむしって皮膚が赤く腫れ、
更に体をかくので、汁が出てジュクジュクになっていました。
それでも、ステロイドを塗るとひとまず落ち着き、健康な皮膚に戻っていました。
ステロイドを塗っても、手のひらや足の裏、関節などはずーと調子が悪かったです。
特に、手のひらはひび割れだらけで、いつも絆創膏を貼っていました。
無意識だったんですが、選んだ部活は、サッカー部でした。
その頃、皮膚にいいよ、と言われたことは、何でも試してみました。
私の場合、何も改善されませんでした。
20歳を過ぎた頃です。
突 然、アトピーが治っていきました。
驚きでした。
もう嬉しくて嬉しく て仕方なかったのをよく覚えています。
気づくと手から絆創膏が消えていました。
誰とでも握手できることが本当に、嬉しかった。
あれだけいろいろなことをやってもダメだったのに、
何で!?
と理由を探すのですが、 心当たりがまったく なかった。
食生活、生活習慣何も変わってなかたです。
というか、昔より悪化していたと思います。
暴飲暴食、不規則な生活、
それに加え
喫煙(タバコを吸え ば何か変わるかなと思って吸い出した)ですから。
※サルツバーガー医師(1895-1983)は、
「アトピーは20歳以降には自然に治る」と言っ ています。
(参考動画 : https://www.youtube.com/watch?v=h8mVr8v9WaA)
症状
それまでは、最低月に1回は皮膚科に通っていました。
それが、皮膚科へ行くのが年に2~3回(季節の変わり目だけ)でよくなり、
20代 半ばには、まったく行かなくて済むようになっていました。
それからは、季節の変わり目に皮膚の調子が悪くなる程度。
調子が悪くなると、
市販のステロイドを数日間塗るだけで治りました。
そして、それ以降は、皮膚科に行くことはなくなりました。
ある秋の日。空気が乾燥し始めた頃でした。
ふと体を鏡で見たら、
アトピーの片りんが 現れ出したんです。
すぐに嫌な記憶がよみがえりました。
、それでも、まぁ季 節の変わり目だし、思い過ごしだろうと。
すぐに治るだろうと 考えようとしていました。
しかし、
日を追うご とにアトピーが悪化していきました。
アトピーの再発で す。
しかも、パワーアップしてました。
20年ぶりの本格的 なアトピーでした。
とにかく、最初は慌 てました。
何とか冷静さを取り 戻して、
改めて本やインターネットで、アトピーのことを調べました。
この時ほど、時代の 進化を感じたとはなかったです。
検索してもらと分 かってもらえると思うんですけど、
嫌っていうほど情報が出てきます。
昔は手に入る情報が なさ過ぎたけど、
今は反対に、何が正 しいのかさっぱり分からなくなります。
日々、皮膚の調子が 悪くなっているけど、どうすべきか迷っていました。
病院に行くべきか、 市販のステロイドを買って塗っていくべきか、と。
ひとまず、保湿剤を塗りながら様子を見ることにしました。
とにかく、かゆみを止 めたくて、塗っていました。
しかし、悪化の一途でした。
症 状
皮膚がかゆいので、かきむしる。そして、カサカサになる。
カサカサになった皮膚をさらにかき、炎症になりました。
保湿剤を塗ると、カサカサは収まるが、かみと炎症がひどくなり ました。
炎症している患部を更にかきます。すると、今度は汁が出始めま した。
汁を抑えるために、市販のステロイドを塗ることにしました。
最初の内は、ステロイドを塗ることで何とか抑えられていました。
しかし、次第にステロイド剤を塗っても、アトピーが抑えられなくなっていきました。
最後には、市販の薬がまったく効かなくなりました。ステロイドへの耐性反応ですね。
※耐性反応:薬を長期に渡って使用していると、だんだんと量を増やすか、
強度を増さないと、同じ効果が得られなくなること。
ちなみに、市販のステロイドは弱いです。
皮膚科が処方するステロイドの方が圧倒的に強力です。
2018年の3月頃には、
体のいたるところから汁が汗のように出 て止まらなくなっていました。
今もってどうやって 生活していたのか覚えていないんです。
ただただ、汁が出る のでそれの対処に追われていた感じです。
最後は、歩くことも 困難になり、皮膚科に駆け込みました。
本当に数十年ぶりの皮膚科でした。
患者の数の多さに、 びっくりしました。
私が通院していた頃の倍になっている気がしました。
今回は、ステロイドを極力使用しない皮膚科を選択しました。
だから、やけどの時 に使う薬を処方されました。
やけどに使う軟こう(非ステロイド)と2種類の漢方薬(名前は忘れました)です。
確かに、アトピーは 熱、っていうイメージがあります。
かゆくなるのは、熱をもつことで生まれるからです。
でも、それに納得で きない自分もいました。
アトピーがひどくなりがちなのは、夏ではなく、冬だからです。
つまり、乾燥肌の延 長線上です。
体中のいたるところから汁が出てい ました。
汁は強烈なかゆみを生みます。
なので、さらにかきます。
すると、汁は止まらなくなり ます。汗のように噴き出したりします。
汁が大量に出るので、それをタオル で拭き取ります(絶対やってはダメ)。
汁は皮膚を再生するために出ている んですが、
最初それを知らず、タオルで一生懸 命拭き取っていました。
汁が出るということは、外皮がなくなっていることを指します。
外皮がなくなると、何より体温調整ができなくなります。
最後は、扇風機の風でも悪寒を感じ るようになりました。
ちょうど初夏にさしかかった頃だっ たのですが、
私は、厚手のパーカーを着ていました。それでも、まったく暑くない。
何よりつらいことは、お風呂に入れ なくなることです。
シャワーも困難になります。
私は、頭と大切な部分だけシャワー で洗っていました。
※汁は独特の臭いがします。魚の腐った臭いに 似ています。
服につくと洗濯してもなかなか取れません。
処 方
や けどに使う軟こうを患部に大量に塗り、漢方薬を食前に飲む。
処方された軟こうを 患部に塗ってしばらくすると、元の皮膚に戻っていきました。
何よりの変化は、薬を塗り出すと精神状態が落ち着くことです。
薬を塗ることで得られる安心感ってやつです。
しかし、また例のパ ターンです。
薬を塗っている間は、ステロイドほどではないにしろ、確かに改善される。
だけど、薬が切れると、元の症状に戻る。
そして、また皮膚科に行って薬をもらう。
この時初めて気づい たのですが、このパターンが起きるのは、
ステロイドだから、じゃなかったんです。
薬全般に言えることだったんです。
皮膚は元に戻るには 戻ったんですが、今回は肌の色が赤茶色 になったんです。
医者にそのことを聞 くと、アトピーが治った時に出るもので、
元に戻るまで時間がかかるでした。
しかも、体中に大き いニキビというか、イボのような突起ができました。
その突起に薬を塗る と、黒ずでいく始末。
結局、同じかぁ、と 思いました。
ステロイドを使って いるか使っていないかの差じゃないか!と。
もう一度自分で治し てみようと思い、その皮膚科へは行かなくなりました。
自 信はありませんでしたが、直感が他にある!と叫んでいました。
とにかく、アトピー の本とインターネットの情報を検索して学びました。
しかし、明確な治療法にはたどり着けませんでした。
皮膚科に行かなく なってから、日々皮膚は元の状態に戻り出していました。
ひとまず、市販の非 ステロイド系の薬を色々と調べてみて、
テストも兼ねて塗布していまた。
ありとあらゆる薬を 試しました。実験です。
それ以外の方法は発想できなかったんです。
※ 「病気=薬」という公式が頭にしみついていることにさえ、気づけていなかった。
でも、心は叫 んでいるんです。他に方法がある!と。
しかし、それを見つ けられないもどかしさだけがありました。
その結果、過去最悪の状態になり、
7月、昔通院していた皮膚科に駆け込みました。
昔通院していた皮膚 科に行くと、今回も、たくさんの人がいました。
昔より患者の数が多 くなっている、と確信しました。
その病院に行くと、 過去の記憶がよみがえりました。
医者には
「入院レベルですよ。今まで観てきた中でもトップ クラスですよ」
と言われました。
症状
ステロイドを止める→かゆみ→かきむしる→炎症→保湿剤塗布→かゆみ倍増
→かく→汁が出る
ここまでは前回と同じなので省略。
汁が出ている患部に、保湿剤を大量に塗布していました。
、
そして、止まらない汁はティッシュで対応していました。
汁は何をしようと決して止まりません。汁は出尽くすと、自然に止まるんです。
そこからさらに炎症がひどくなりました。
顔が2倍に腫れあがり目もまともに開けられない状態になっていました。
汁が出てない健康な皮膚を探す方が難しくなっていました。
処方
プロアクティブ療法
その皮膚科で2番目に強いステロイドクリームを大量に体に塗っていき、
徐々にステロイドクリームレベルを下げていく治療法を取られました。
※大量 : 重ね塗りすることと言われました。
2週間くらいでほぼ元通りでした。
今回は、皮膚が元に戻ると、体中に大量のニキビができ始めました。
医者には、アトピーが治る過程 で出るから大丈夫と言われました。
7月下旬には、もう診察にこなくても大丈夫、と言われました。
ま たいつものパターンです。
しかし、そのニキビ は治るどころか、ひどくなっていきました。
挙げ句の果てに、皮膚の調子まで崩れ出す始末。
手元にあった、大量のステロイド(2番目に強いと言われた)を使い始める。
使わない決意をして いても手元にあれば使ってしまう。
そして、11月頃に は、ステロイドを全部使い果たしました。
すると、心理状態の 影響もあるとは思いますが、皮膚の調子が悪くなりました。
また皮膚科に行く と、ステロイドを処方されて、同じことになるのは明らかでした。
正直、迷いました。また チャレンジして失敗したら、と。
迷った挙げ句、もう 一度、自分で治してみようと決断しました。
それが12月下旬でした。
今回は、インター ネットで検索して、ピンと来るブログは何でも読んでいました。
その過程の中で、記 憶に焼き付いていたブログがありました。
ある日、ふと、そう 言えば、という感じでそのブログのことを思い出したんです。
そのブログには、薬 を塗らなくしていたら自然と治った、と書かれていたんです。
その頃 の私にはとってその情報は”非常識”だったので、覚えていたんだと思います。
冷静に考えると、 今まで自分がやっていたことに近い、と気づいたんです。
他に手だてもなかったので、やってみることにしました。
2019年の2月、まだ 寒い季節でした。ステロイドと保湿剤を同時に辞めました。
すると、坂道を転げ落ちるように調子が悪くなっていきました。
皮膚がカサカサになり、油が切れた機械のようにきしむ感じになしました。
ここは既に何度も経 験済みですが、 何度経験しても、つ らいものはつらい。
何よりつらかったのは、エネル ギーが奪われていく感覚でした。
元気が出ないんで す。エネルギーの全てを皮膚に集中しているからです。
しかも、体を動かすと痛いか ら、じ~としていることが多かったです。
でも、驚きもありま した。薬 を塗らいないと、以前のように肌が赤くならいんです。
それでも、かゆみは ありました。乾燥しているからボリボリかくんですね。
すると、罪悪感に おそわれます。
そして、つらさに負けて、ステロイドを買って塗る、というのを2回繰り返しました。
今回はこんなことではあきらめませんでした。
2019年 のGW前でした。
体を マッサージしようと、YouTubeでマッサージ動画を見ていた時でした。
動画の中の マッサージ師が急に紹介したい本がある、言い出したんです。
しかも、皮膚の治し 方の本です、と。
そして、その本の紹 介を聞いた瞬間に「ピン!」と来たんです。
直感で、こ れだ! て感じました。
すぐに Amazon で調べました。しかし、届くまで時間がかかるのが待てなかった。
それで、地元の図書館で探 してみたら、あったんです。しかも、今すぐ借りられる。
図書館に飛んで行 き、借りて夢中で読みました。
その本がこちら。
まず、地元の図書館を調べ てみてください。
※藤澤皮膚科のホー ムページはこちら→http://fujisawahifuka.com/
本の著者で皮膚科医である、藤澤医師の言っていることは次のこと。
1. ステロイドを辞め る。
2. 同時に、保湿剤も辞 める。
3. 体をかいても罪悪感 を持たない。
この本に救われたました。
そして、
自分の直観に信じ て、あきらめなくて良かった、と思いました。
脱ステ・脱保湿1年目春 ~ 夏 2019 年 (47歳 ~ )
2019年のGWか ら、脱ステ・脱保湿を スタートしました。
必ず起き ること
ステロイドと保湿剤に対す るリバウンド(離脱症状)が起きます。
これはアトピーの症状ではありません。薬に対する反応です。
つまり、頭と体がステロイドや保湿剤を求めているにぎない(強烈に)。
私の過去の2度の挑戦はここで終わっていたんです。
言葉が正しいのかど か分かりませんが、まさに禁断症状です。
リバウンドの期間中 何度も、
ドラッグしていた人がドラッグを止めるのはこんな感じじゃないかな、
と考えていました。つらいから、薬に手 が伸びそうになるんです。
でも、このつらさは、二度と薬を使わな い、という決意に変わります。
リ バウンドの内容
か ゆみ→カサカサになる(体から油分がなくなる感覚)→
炎症→汁が出る(体が2倍に腫れる)→乾く→落屑→汁が出る→乾く→
落屑→汁(繰り返し)
※ 落屑(らくせつ/フレーク)とは、皮膚が大量に落ちることです。
朝起きた時、私も腰を抜かすくらいびっくりしました。
布団一面に自分の皮膚が落ち ていました。まさに、脱皮でした。
そして、また汁が出て乾いて、落屑を繰り返します。
そして、落屑は小さくなりますが、
しばらく、汁→乾く→落屑→汁を繰り返します。
ここが一つの難関です。
汁は、止めるのではなく、出し尽くすこ とがポイントです。
汁は、皮膚を再生しようと出ているので、悪者ではありません。
対処法は、ガーゼを使うことです。
カーゼを汁の上に貼り付ける。そのまま 皮膚化しますが、大丈夫です。
その方が汁が止まりやすいし、乾いてから落屑が起きにくい気がします。
ちなみに、私はキッチンペーパーを使ってまし た。
ガーゼがどうしても貼りつかなかったからです。
誰もそんなことは推奨してません。
キッチンペーパーを長めにカットして、肩にかけて たらす感じです。
汁の次は、体のあちこちが腫れあがります。
私の場合、特にひどかったのは、足首(くるぶし周辺)と顔でし た。
足首は像の足みたいになりました。
そ の他の起きること
何度も書いているんですが、汁が出るというのは外皮を失ています。
つまり、温度調整が難しくなります。
基本、寒い。
しかし、突然、汗が噴き出したりします。
こうなると、 外へ出て涼むか、耐えるしかないです。
※汁まみれなのに、汗が噴き出す、というわけのわからない状況です。
これに関しては、未だにどうしてそうなるのか、分かりません。
私 の場合は、それに加え睡眠障害が起きました。
寝つきはいいのですが、眠りが浅く、寝ては起き、寝ては起きを繰り返しました。
そして、昼過ぎに強烈な睡魔に襲われました。
我慢することと、罪悪感は何よりよくないことが分かったので、
体をかくのはOKにしていました。
反対に「搔いたら治 る」と自分に暗示をかけていました。
とにかく、不安になったら、藤沢医師の本を読むと安心できました。
で も、必ずこの期間は終わります。
1カ月後の6月上旬 には、体の腫れはなくなり、
6月下旬には、元の体の状態に戻りました(皮膚以外は)。
ここからが本当の意味でアトピー皮膚炎と向かい合う時間になるのだと思います。
強烈なのは最初の2カ月じゃないかな、と思います。
この2カ月は、心身から薬を抜く段階だと思います。
つまり、この2カ月をどう乗り切るかが、鍵だと思います。
※後で紹 介する水をここで使えばいいと思います。
その2カ月くらい で、何より大変になるのが、お風呂だと思います。
私も本当に大変でし た。患部を水でぬらしたくないんです。
せっかくジュクジュクの汁が乾いたのに、ぬらすとまたジュクジュクになるから。
お風呂は、基本週1回になりました(調子の悪い時は、2週に1回)。
それ以外は、髪の毛と大切 な部分をシャワーで洗い流す程度でした。
夏になるとどうなる んだろう?と不安になっていました。
でも、夏になると、 反対に、かなり状態は改善されたと思います。
アトピーは乾燥肌の 延長なんだと痛感しました。
湿気が大切なんだな、と思いました。
汗を大量にかくと、すぐに汗疹ができて赤くなってかゆくなっていたからです。
今にして思えば、大 量の汗や多毛はステロイドの副作用だったんです。
今は夏でも大量の汗 をかかなくなりましたから。
最初の夏は、クーラーの効いた場所にいることが多かったですが、
かなり 状態が改善されていました。
そんな感じで秋を迎 えました。
その頃の状態は、体 は引き続きかゆい。
それは変わらない。
しかし、赤く腫れることはなくなりました。
以前のように皮膚が大量に落ちることもなくなりました。
皮膚は白くなってい ました。粉を吹くかんじです。
ただ、秋になると、かゆみ がひどくなったと思います。
アトピーはやはり、 乾燥肌の延長だと思います。
空気の乾燥が強くなると、一層かゆくなりました。
基本、爪を伸ばして ません(今でも)。
そんな爪で体をかいても欲求不満になるんです。
だから、くしや孫の 手を使って皮膚をかいてました。
それでも、体をかく ことに罪悪感を一切持たず、堂々とかいていました。
皮膚をかくことを我 慢していると、ある日突然爆発することがあるんです。
かゆ みに対するリバウンドです (私が勝手に作った言葉です)。
体中をかきむしります。まさに、爆発する感じです。
だから、日頃から、 空気抜きをしておく必要がありました。
我慢と罪悪感は必要 なし。
症状(詳細)
腕、足をか くと、まず突起がブツブツと広がり、
さらにそこをかくので、その突起の頭の部分が削られ、
出血し、かさぶたになっていました。
かさぶたが、腕と足のいたる所にありました。
かき出すと止まらないというより、止められない感じでした。
ただ、かさぶ たになるだけど、汁が出るようなことはなくなりました。
皮膚 がよくなっている手ごたえを感じていました。
不調 だったのは、肩甲骨周辺と、胸から腹にかけての辺りでした。
なかかな外皮が作られない感じでした。
汁→乾燥→落屑→汁
これを何度も何度も繰り返していました。
汁はかゆみを強烈に誘発します。
さらに、あの突発的に大量の汗が噴き出す症状に悩まされていました。
汗が吹き出始めると、止め る手立てはありません。
汗がひくのを待つだけです。
着ている服は全てべしょぬれになる量です。
私の場合は汗が出そうになると、
トイレに駆け込み上半身裸になって時が過ぎるのを待ていました。
数十分汗が吹き出てかゆいのをやり過ごしていると、突然汗が止まります。
汗が出るとかゆみが倍増し、患部を少しでも触れると、
かかずにはいられなくなります。
そもそも、汁がやっと乾いて薄い皮膚が出来ている(この状態が一番かゆい)所に、
大量の汗ですから、そのかゆみは例えようがない。
しかも、その状態だとぬるぬるしているから手ではかけない。
かゆみに耐えられず、持っていたハンカチでごしごしと体をこするったことは、
何度もあります。
よくないのはわかっちゃいるが、止められない!です。
この繰り返しがつらかったです。
何度も何度も「もうステロイドを使 うぞ!」と思いました。
でも、その度に思い出すんです。体から薬 を抜く段階の苦しさが。
ステロイドを使うのを思いとどまらせてく れました。
私の場合、ここが長 かった。本当に長かった。
2019年のGWからスタートしたので、約1年です。
驚きでした。
えっえっここも治ってる!みたいな感じで、毎朝興奮していました。
今までの人生で感じたことのない感覚でした。
薬に依存しない健康な皮膚の感覚です。
そして、6月に入る頃には、綺麗な皮膚になっていました。
何より嬉しかったのは、
そこまで来るのに、1年と2カ月かかりました。
汗をかいても焦る必要もないことが心から嬉しかったんです。
夏に入ると、さらに皮膚の状態はよくなっていきました。
そして、気がついたんです。昔みたいに大量の汗をかかないことに。
最初、汗腺が詰まっているのかな、と思ったくらいです。
しかし、また冬が近くなると、元の状態に戻り出したんです。
2020年の11月に入る頃には、元の状態に戻っていました。
ただ、全身ではありません。上半身だけです。
汁→乾燥→落屑→汁
そして、突発的な大量な汗です。
幸せからどん底へたたき落された感じでした。
さすがにこれはつらかった。
毎日、「ステロイド」を使うべきなのか、と葛藤しました。
しかも、その状態が長く続きました。
さすがに、もう治らないんじゃないか、と本気で思っていました。
夏の状態が遠い昔の出来事のように感じられました。
●瞑想
●YouTubeの気功の動 画を見ながらボーとする
●リンパケア
●断食
●食べる物を変える
とにかく、やれることはやっていました。
でも、改善することなく、時間だけが過ぎていきました。
光 (49歳 ~ )
2021年1月、後少しで3年目と いう頃でした。
皮膚の状態は相変わらず一進一退を繰り返していました。
モデルケースを探すのもあきらめていました。
いつまでこの状態が続くか先が見えず、ため息ばかり出ていました。
何か薬に代わるものがあればな、と思うばかりでした。
そして、1月下旬でした。
不思議な縁で、不思議な水に出会いました。
ダメ元でその水を飲んでみたんです。
すると、数日もしない内に、
皮膚が治り出したんです。
奇跡です。奇跡。驚きました。
そして、
2月に入る頃には健康な皮膚に戻ってい ました。
それがこの水です。
私にとっては本当に「神秘の水」でした。
神秘の水を使い始めて、2年目に入りました。
今も「神秘の水」は愛飲しています。
でも、調子が悪くなると、「神秘の水」を患部にかけています。
すると、時間がかかっても必ず健康な皮膚に戻っています。
本当に感謝しかありません。
以上です。
何かのきっかけになれば幸いです。